いしうす(石臼)
石臼の説明です。豆腐を作るために使いました。自宅で作ることもあったようです。仲間先生は「いしうす」と発音してらっしゃるので、借用語ですね。池間方言で「石」は「いす」と発音されますから。先生は小学校のとき椅子を持って来いと担任の先生に言われて「石」を持ってきて叱られたという話をされてますし。 「ぐらめき<「ぐらみつ」の連用形」の訳はすこし困っています。石臼を回す擬声語は共通語だと「ごろごろ」ぐらいですかねえ。ここでは「ぐらぐら」というのを使ってみました。 途中にでてくる「すーひゆ」というのは、「汁で(豆腐を作る)」と言いかけて、「汁を」に言いなおそうとして「ひー(で)」が残った言い間違いのようです。
そぅーに(くりぶね)
宮古市総合博物館所蔵
かみ(甕)
宮古市総合博物館所蔵
くばずー(つるべ)
クバの葉っぱでできた釣べ。
宮古市総合博物館所蔵
あだんばさば(アダンの葉の草履)
アダンの葉で作った草履
宮古市総合博物館所蔵
ばーき(ざる)
宮古市総合博物館所蔵
かややー(ススキの家)
「かややー」というのは萱の家という意味であるが、実際にはススキでできている。黒いヒモはマーニ(黒ツグ)の根を編んだものです。マーニとマーニヌヒギ(黒ツグの根)に関しては西原の植物を見てください。
宮古市総合博物館所蔵