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記事 | ARTICLE

西原の植物Plants and flowers in Nishihara

2022.04.16
西原

んぎ(アダン)Adan (umbrella tree)

「んぎ」はアダンの木。なかにでてくる「んめてぃ」は、「くろいげ」というクロウメモドキ科の植物。トゲがありまます。

ぎすつ(すすき)Pampas

すすきは燃えやすいので昔は薪として使いました。貴重な現金収入となりました。また、家を建てるときにも使われています。昔のかややー(萱の家)は実際にはすすきで作らられていたそうです。

すすきはよく燃えるので昔は薪として使われ、若い女性たちが山にすすきを取り入ってそれを売って現金収入にしていました。若い仲良い女性たちが一緒に働くので、面白い話がたくさんあります。また、すすきは家の材料としても使われ、かややー(かやの家)は、すすきでできていました。台風でよく壊れて、その場合は村のみんなで集まって直しました。関連動画もご覧ください。 

 
 

まずむぬぬみーつつうさ(しろばなせんだんぐさ)

池間方言では「まずむぬぬ みー つつうさ(幽霊の目を突く草の意)と呼ばれていました。いまは池間でも他の宮古語の方言のように「むつうさ」と呼ばれることが多いようです。いわゆるひっつき虫ですね。

まーにぬひぎ(黒ツグの根)

黒ツグの根は、編むと強いので家を作るときにかススキを縛るのに使います。こちらのかややーを参照。

バサ(芭蕉=ばなな)Banana

芭蕉、バナナの木のこと。果物のバナナはバサナイと言います。実は小さくて食べられません。いわゆる島バナナは種類が違うんでしょうね。繊維を取って着物を作りました。ブー(苧麻)を使って作るブーズン(宮古上布)は高くて庶民は着られないので、庶民はバサの繊維で作ったバサズンを着たそうです。

まーに(黒ツグ)

黒ツグは子供たちが高跳びのバーとして遊んだり、トカゲを捕まえる罠にしたりして遊んだそうです。この根は編むと丈夫なので紐にして家を建てるときに使ったりしていたようです。

まんちゅーPapaya

パパイヤ 「まんじゅー」とも言う。普通は生でおしたしなどにして野菜として食べる。最近は品種改良して熟させて果物としても食べる。

っくつぎー(フクギ)

防風林として広く植えられている。

ぶーず(サトウキビ)Sugar cane

サトウキビは最近までは労働集約農業で、大変な労働でした。いろんなエピソードででてきます。

ばんつぎー(桑の木)mulberry

草刈りに行ったときに最初に刈る草で、実も食べられます。

びゅーいがっさ(くわずいも)

がずはなぎー(ガジュマルの木)

っざくぎー(チーク)

「っざく」は櫂のことで、軽くて丈夫なため昔は櫂の材料として使われた。

ことばの学び

LANGUAGE LESSON

ことばのワンポイントレッスンにトライしてみましょう! ランダムに表示される問題文に答えてください。

Let's try a one-point lesson on words!

Q.

沖縄県・宮古島の西原のことばで、「太陽」は何と言いますか?

What is the sun called in Nishihara-Ikema, Miyako Island?

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